あるマーケディングブログで見つけた秀逸な法則を紹介します。 それは「メリコの法則」です。 ある商品のパッケージングを考える際、それが自社開発のものだったりすると 当然その商品に対する思い入れや、思い込みという感情部分、すなわた「こだわり」が生まれます。 その拘り部分を十分な精査なしに、パッケージをしてしまう場合が非常に多く、また、危険を伴うこともあります。 「私は赤が好きだ、これが我が社のこだわりの色なんだ」 といってパッケージの色を決めてしまう。 それは非常に曖昧で危険。 そこで登場するのが「メリコの法則」というわけです。 メ・・・目立っているか リ・・・理解しやすいか
コ・・・好感が持たれているか
この三要素のバランスが非常に大切で、何れかが欠けてもよくない。 その観点で、牛乳のパッケージを考えてみましょう。 なぜ牛乳のパッケージは白や青のものが多いのでしようか。 それは一目で牛乳だとわかりやすいからです。 しかも、牛乳と一発で理解されやすく 食品として清潔感があり、好感が持たれやすい 全ての要素をバランスよく満たしているパッケージです。 アンケート Q1 印象が強いのはどちら A1 赤いパッケージ 76.7% A2 青いパッケージ 23.3%
Q2 どちらを買う A1 赤いパッケージ 26.0%
A2 青いパッケージ 74.0% 必ずしも目立てば良いというのではなく、そのバランスが重要
ここを注意してパッケージ戦略を考えましょう。
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