アフターコロナに備えるに続く記事となります。
第二のコロナ禍がくるまでに、具体的に何を準備すべきか。
それは、第一に、顧客リストをきっちりと収集することです。
前回の3.11やリーマンショックの際に、リカバリーが早かったのは、顧客リストを確保していた事業主でした。
他にもリカバリーするための要因は色々考えられますが、私の近辺で明確に結果を確認できたのが、顧客リスト保有率でした。
第二にはその顧客リストに「命」を吹き込むことてです。
一概に顧客リストと言っても、ただ単に集めたものから、日常的にコミュニケーションがあるものまで、様々ですが、結果を出したのは「生きた顧客リスト」です。
「生きた顧客リスト」を持っていた事業主は、次なる販促や提案を瞬時に打つことができ、なおかつ、顧客とのコミュニケーションがとれていたこそ、結果につながったと思われます。
ここにも、「信頼関係は一夜にしてならず」の原則が働きます。
方法は色々考えられますが、会社報等のメルマガリストをこつこつと集め そのリストに対して、アクションを定期的に促したりして、オンライン上での信頼関係を積み上げていく、というのも一つの例となるでしょう。
なんだ、そんなことかと思うかもしれませんが、過去において、この一手が打てたかどうかで、その後の社運が決定してしまった現実があるのです。
事が起こってから、リストがないために慌てて有料広告を打っても、信頼関係なき広告には莫大な費用を投じなければ、その効果は期待できません。
ましてや、事が起こってからリスト集めを始めていては、到底間に合いません。
「信頼関係は一夜にしてならず」だからです。
なので、大切なのは、平時にどれだけ、準備ができるかが大切になってくるという事です。
先の記事でも書きましたが、今回のコロナ禍に当てはめると、この夏がその期間の当たると思われます。
リスト集めから、信頼構築まで、その効果が出てくるまでには早くて3ヶ月。余裕を見るならば1年はかかります。
私のコンサルをしているクライアント様は着々と準備を始めています。
今、コロナ禍による自粛が緩和され、GOTO支援等、ホッとするのも理解できますが、その期間に、いかにリストを集め、生きたものに変える作業ができるかどうかで、今後が決まると思い、心してこの夏を乗り切っていただきたいと思います。
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