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執筆者の写真webnichidou

アフターコロナに備える


我々の仲間もコロナ禍によって相当なダメージを受けました。 当社もコンサルの片手間に、立ち食い蕎麦屋を運営していますが、観光地という立地もあり休業やむなしの状況が続きました。 全国的にも自粛が緩和され6月からは店舗営業も開始され、ほっと一息というところでしょうか。


しかし、今後、このコロナ禍は静かになりを潜めてくれるのでしょうか。 楽観的にみれば、それは大変喜ばしいことです。 しかし、世の大半はコロナ禍の第二波・第三波を予想していますし、過去のスペイン風邪という歴史から鑑みても、その可能性は頭に入れておくべきだと思います。 今回のコロナ禍から、我々が学ぶべき点は何なのでしょう。 衛生管理的な側面は別として、経営側面から考えてみましょう。 飲食・宿泊業等、直接お客様と接する業界は、コロナ禍の影響を直に受けてしまいます。 自粛要請が国からのものともなれば、身動き一つできなかったと思います。 今後第二波・第三波が到来した際にも、同じことかもしくはそれを上回る影響を予測しなければならないということです。 ベーシックインカムが採用されれば良いですが、それも期待できない以上、国が我々業界の商いを100%助けてくれることは、ほぼ皆無として考えるのが妥当ということです。 そうすると、今回のようなことが起これば、第二波・第三波のときにも、自粛が起こり、2.三ヶ月、いや半年ほどの売り上げが喪失することを想定しなければいけないこととなります。 考えられることは資金手当等、当面の切り盛りを補填しなければならないことは必須ですが、今回は、それができたと仮定しましょう。 そもそも、これができなければ店自体を閉めることとなるからです。 では、なんとか生き延びることができたとします。 今、皆さんのお店にはお客様は以前通りに帰って来ているのでしょうか。 yahooの記事では、2割くらいの戻りと書いてありました。 思い返せば、今回ほどではなかったにせよ お客様が戻ってこなかった3.11やリーマンの時を思い返す方もいると思います。 しかし、当時そのような渦中の中、賑わいを再現できた方法があります。 それは、なんともシンプルな方法です。 事前自衛手段をとるということです。 それは、残念ながら短期間で構築できるシステムではありません。 どう少なく見積もっても、2.3ヶ月から半年・一年はかかってしまうものです。 ここで私が切に皆さんにお伝えいたしのは 「できる時に事前対策を徹底しろ」 ということです。 例えは悪く申し訳ないと思いますが、大地震の際、津波が到達するまでには、ある程度の時間があります。 その時間差の中で、何をするかによって、生死が決まると言っても過言ではありません。 前に述べた通り 楽観的にみれば、コロナ禍はこのまま静まり、めでたくV時回復となるでしょう。 しかし、そうでなかった場合。 今は、遠くの沖合で地震が発生し、本土では揺れによる被害が出て、一旦落ち着きを取り戻した時にあたります。 これから、しばらくの時間を置き何が来るのか。 そう、津波の本体による被害です。 私は、このしばらくの時間というものが、今回のコロナ禍の場合 この夏の期間に当たると思います。 「夏の期間にどれだけ対策を施すことができるのか」でその後の運命が決まると私は予測しています。 お客さんが戻って来てくれたからよかったと、いつも通りの生活に戻っただけではダメということです。 次回はその対策の具体詳細をお届けします。

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